墓じまいでの思わぬトラブルを防ぐ!3つのケースと対処法を紹介

墓じまい

ご近所さんが墓じまいをしたらしいけれど
思わぬトラブルが起きたらしい…。
うちも墓じまいしようと考えていた矢先に不安だなあ…。

ご家族のお墓が無縁墓になってしまわないように墓じまいをしておこうという人が増えてきました。

一方で墓じまいをめぐるトラブルも起きています。

この記事を読んでいるあなたは、お家の墓が無縁墓になってしまわないように墓じまいしようと計画していて、トラブルに巻き込まれないかと心配していることでしょう。

この記事を最後まで読めば、想定されるトラブルを事前に知り、トラブルに巻き込まれないように行動できます。

また、トラブルに巻き込まれた時にどのように行動したら良いかもわかります。

1.墓じまいにおけるトラブルの3つの事例

3つの観点から墓じまいにおけるトラブルの事例を紹介します。

墓じまいトラブル3つの事例

  1. 家族間での意見の違いによるトラブル
  2. お寺との金銭トラブル
  3. 悪徳業者による墓石の不法投棄

3つの事例を参考にして、墓じまいにおけるトラブルに見舞われないようにしてください。

1-1.墓じまいトラブルその1:家族間での意見の違いによるトラブルの事例

ご家族と話し合いをせずに墓じまいをしてしまいトラブルになった事例があります。

あなたは、地元の墓を撤去してあなたが住んでいる地域に改葬したい。

親戚の方は、「墓参りができなくなる」と言って反対している。

このように家族と意見が合わずにトラブルになることがあります。

実際に、91歳の女性がご両親の墓を無断で墓じまいされて、530万円の損害賠償を、墓じまいした親族2人に求める裁判がありました。

裁判は和解で終わりました。

和解調和の内容

  1. 親族側が女性の承諾を得ずに墓じまいしたことを謝罪
  2. 80万円の支払い
  3. 親族側の2人以外が墓の祭祀継承者となる

親族に無断で墓じまいをしたら、80万円の慰謝料を払わなければいけなくなった事例です。

恐ろしいですね。

トラブルを防ぐために墓じまいの前にご家族とあらかじめ話し合っておくことが大切です

1-2.墓じまいトラブルその2:お寺との関係による金銭トラブルの事例

墓じまいのときにお寺の檀家をやめるときに渡す「離檀料」によるトラブルもあります。

慣習として、寺院にあったお墓を改葬したり墓じまいをしたりする場合、お寺に対するお礼として離檀料をお布施として包みます。

あくまでもお寺に対する感謝の意を表したものなので、金額に決まりはなく、払う義務があるわけではありません。

しかし、お寺から法外な離檀料を請求されてトラブルになるケースもあり、100万円〜200万円の離檀料を請求されるという事例があります。

1-3.墓じまいトラブルその3:悪徳な石材店に要注意

墓じまいをした後の墓石を不法投棄する悪徳業者がいます

淡路島では1500トンもの墓石が不法投棄されていたという事件がありました。

墓石の建て替えや墓じまいをした際の墓石を不法投棄したとして土木会社の社長が逮捕されるという事件も起きています。

不法投棄はもちろん犯罪行為です。

契約のしかたによっては、処分の依頼主も責任を問われる可能性もあります。

逆に高すぎる工事費用をふっかけてくる悪徳業者も存在します。

2.トラブルを未然に防ぐためにしておくべきこと

良かれと思って墓じまいするのに、
トラブルに巻き込まれるのは嫌だわあ。

墓じまいにおける3つのトラブルを読んで墓じまいするのが怖く感じたかもしれません。

しかし、安心してください。

3つのトラブルを未然に防ぐためにしておくべきことを紹介します。

これから紹介することを実践して、墓じまいにおけるトラブルを未然に防ぎましょう。

2-1.家族と事前にしっかり話し合う

墓じまいに納得しなかった親戚に80万円の慰謝料を支払うというのは、特殊なケースです。

しかし、家族としっかり話し合わずに墓じまいをした結果、親族間の関係が悪化してしまうということは十分に起こり得ます。

取り返しのつかないトラブルになることを未然に防ぐために家族としっかりと話し合いましょう

2-2.お寺とは良好な関係を築いておく

お寺と良好な関係を築くことで、法外な離檀料を請求されないようにしましょう。

檀家料を滞納しないことが最も大切です。

「金の切れ目が縁の切れ目」という言葉があるくらいです。

払わなくてもいい離檀料を請求されないためにも、払うべき檀家料はきちんと払いましょう。

また、墓じまいをする前にお寺の僧侶にひとこと相談しておくことが大切です。

ひとこと相談をしておくか、何も相談をしないかで、お坊さんのあなたに対する印象も変わってきます。

何も相談せずに勝手に墓じまいを始めてしまい、印象を悪くしてしまっては、高い離家料をふっかけられる可能性も高まります

2-3.複数の業者から見積もりをとる

悪徳な石材店に遭遇してしまわないためには、複数の業者から見積もりを取りましょう

墓じまいの工事費用は、お墓の大きさや立地状況によって異なるので、一概に相場がいくらかは言えません。

複数の業者から見積もりをとって、納得のいく業者に墓じまいの工事を依頼しましょう。

不法投棄によるトラブルを防ぐためには、あまりにも安すぎる工事費用を提示してくる業者には疑ってかかることです。

「墓石の処分」に限っては、3,000円/トン〜5,000円/トンが相場と言われています。

また、違法な業者に気づくために墓石を処分する際の流れを理解しておくことが大切です。

引き取った墓石は産業廃棄物となるので、廃棄物処理法により自治体から許可を得ている産業廃棄物処分業者から公的書類であるマニフェスト(産業廃棄物処分票)の交付を受け、排出業者(石材店など)はそれらが適正に処理されているのかを管理しなければいけません。

例えば、産業廃棄物処分業者がマニフェストを交付していないことに気づくことができれば、その業者は悪徳であると判断することができます。

3.実際にトラブルが起きてしまったら

墓じまいにおける3つのトラブルを未然に防ぐ方法を紹介しました。

3つの方法を実践すれば、トラブルに巻き込まれることはまずないでしょう。

それでも万が一トラブルに巻き込まれてしまったらと不安なあなたのために、実際にトラブル巻き込まれてしまった場合の対処法を紹介します。

万が一墓じまいにおけるトラブルに見舞われてしまったら、これから紹介する方法を実践してください。

3.1.相手の意見に耳を傾け誠意を持って理由を説明

ご家族から墓じまいを反対される理由として次の5点のようなことが挙げられます。

家族に墓じまいを反対される理由5選

  1. 先祖代々のお墓がなくなるのがさみしい。
  2. どのように故人を偲べばいいか分からなくなる。
  3. 長男やその嫁なら墓の面倒を見続けるのが当然。
  4. 今までお世話になってきたお寺に失礼ではないか。
  5. 解体料金や離檀料などの費用が不安。

反対される理由としては、「墓はかくあるべきだ」という価値観からくるものであったり、墓じまいによって生じる、お金や人との関係の変化によるものであったりするようです。

まずは、ご家族の反対意見に耳を傾けましょう

相手の意見に耳を傾けることで、相手もあなたの意見を聞こうという姿勢になるかもしれません。

反対の理由が、価値観からくるものであった場合、墓じまいをやむを得ずしなければいけない理由を、誠意を持って伝えましょう

あなたが墓じまいをせざるを得ない理由は主に次の3つの点でしょう。

墓じまいをせざるを得ない理由3点

  1. お墓が遠方にあり面倒を見れない
  2. お墓が山の上にあり墓参りが大変
  3. お墓を継ぐひとがいない

これらの理由を真摯に伝えることが大切です。

誰も管理できず無縁墓にしてしまう方が、かえってご先祖様に失礼になるということも添えましょう。

反対の理由が、金銭面の場合、あなたが金銭面で全部負担する余裕と覚悟があるのであれば、はっきりとその意志を伝えましょう。

それでも反対されてしまう場合は、墓じまいをしないならばどうするのかについて話あうと良いです。

もしかすると、「それなら私が墓を継ぐ」という人が現れるかもしれません。

3.2.お寺の本山に相談する

お寺に法外な離檀料を要求されたら、お寺の本山に相談してみましょう

本来、お寺が離檀料を請求する権利はありません。

各宗派の本山でもお寺が離檀料を請求することは認めていません。

お寺の本山に相談すれば、離檀料の請求をやめるように圧力をかけてくれます。
(宗派によって少し異なる。)

4.まとめ:墓じまいのトラブルは未然に防げる

墓じまいのにおける3つのトラブルの事例を紹介しました。

墓じまいのトラブルは未然に防ぐことができます。

墓じまいのトラブルを未然に防ぐための3か条

  1. 家族と事前にしっかり話し合う
  2. お寺に支払う檀家料を滞納しない
  3. あまりに安すぎる業者に注意する

3つの方法を実践して墓じまいにおけるトラブルに見舞われないように気をつけてください。

お墓を無縁墓にしないように墓じまいをすることは素晴らしいことです。

3か条に気をつけてトラブルに巻き込まれないように墓じまいをしてください。

墓じまいを終えたら、改葬先に納骨をすることになります。

5.墓じまいにオススメの業者は「ミキワ」と「いいお墓」

あなたがトラブルに見舞われず、安心して墓じまいをするために、終活カウンセラーである私が調査して選び抜いた2つの業者をご紹介します。

これから墓じまいをしようとするあなたの強力な味方になるでしょう。

5-1.「ミキワ」は墓じまいの総合窓口

墓じまいに関する相談・行政手続き・墓石解体・供養先紹介の全てをワンセットで行ってくれます。

料金は明確で安心して墓じまいを依頼できます。

5-2.改葬後のことは「いいお墓」

お墓購入の流れご説明します。 from 太田智志 on Vimeo.

いいお墓が厳選した最適な墓じまい業者が見つかります。

いいお墓では改葬後のことも安心です。

いいお墓では、全国7,700件以上の霊園・墓地の紹介しています。

納骨堂や永代供養墓、樹木葬も充実しています。

改葬先が決まっていなくても必ず希望にあった改葬先が見つかります。