iDeCoのスイッチングのタイミングや手数料、配分変更との違いを解説

ideco スイッチング

老後に向けた資産づくりを後押ししてくれる制度iDeCo。

iDeCoは自分で運用指図しなければいけません。

時には自分で運用内容を見直す必要もあります。

運用内容を変更する方法の1つに「スイッチング」というものがあります。

スイッチングは既に積み立ててある資産の投資配分を変更することです。

ある商品の一部または全部を売却して、売却代金で他の商品を購入し資産配分を変更します。

この記事ではスイッチングに関して、

配分変更と何が違うの?

スイッチングのタイミングはいつが良い?

スイッチングの注意点やデメリットは?

といった疑問をお持ちの方に向けて、スイッチングについて解説します。

iDeCoに加入している方や、これから加入しようか検討している方のお役に立つことができれば幸いです。

1.配分変更との違い

スイッチング配分変更の違いを解説します

配分変更とは加入時に届け出た毎回の買付内容の比率を変更することです。

例えば、毎月1.2万円の拠出をしていて、元本確保型の商品と投資信託をそれぞれ半分ずつ(元本確保型を6,000円、投資信託を6,000円)購入していたとしましょう。

これを、次回から元本確保型を30%、投資信託を70%(元本確保型を3,600円、投資信託を8,400円)という割合に変更する、という具合です。

一方、スイッチングは冒頭で述べたようにある商品の一部または全部を売却して、売却代金で他の商品を購入し資産配分を変更することです。

これから購入する分に対して変更を加えるのが配分変更既に購入した分に対して変更を加えるのがスイッチング、というイメージを持っていただけるとわかりやすいでしょう。

2.スイッチングのタイミングは2つ

スイッチングはどのようなタイミングで行えば良いのでしょうか。

ここでは、スイッチングをするのにオススメな2つのタイミングを紹介します。

2-1.リバランスしたいとき

スイッチングをするのにオススメなタイミングはリバランスしたいときです。

例えば、「国内の株式と海外の株式を4対6の割合を保有する」といった方針で運用していたとします。

運用を続けていくと株価の変動により、自分の保有する資産の比率が変わってくることがあります。

「国内株式と海外株式を4対6の割合で保有する方針だったのに3対7になってしまった」といったことが起きます。

このとき海外株式を売却して売却代金で国内株式を購入し、比率を4対6に調整するというのがリバランスです。

リバランスは運用状況のレポートが届いたときなど、タイミングを決めておいて定期的に行うと良いでしょう。

2-2.利益確定したいとき

利益を確定したいときもスイッチングをするタイミングです。

iDeCoは60歳まで現金として引き出すことができない長期投資です。

せっかく利益が出ていても投資期間の後半に相場が暴落してしまった場合、利益が減ってしまったり損失が出てしまったりします。

そこで運用期間の後半になるにつれて、スイッチングにより利益を確定させて元本確保型の商品に切り替えることで利益を確保することができます。

3.スイッチングの注意点・デメリット

スイッチングには注意点があります。

どのような注意点があるのか解説します。

3-1.手数料がかかることがある

まず注意しなければいけないことは手数料がかかることがあるということです。

スイッチング自体には手数料はかかりません

ところが、商品によっては「信託財産留保額」という手数料がかかることがあるのです。

購入時にスイッチングで手数料がかかるのかどうかということもチェックしておきましょう。

3-2.回数制限を設けられていることがある

金融機関によってはスイッチングできる回数に制限を設けている場合があるということにも注意が必要です。

最低でも3か月に1回はスイッチングを認められるように法律で義務づけられていますが、先に解説したように手数料がかかる場合もあるので、あまり頻繁に行うものではないということを念頭におきましょう。

リバランスしたいときや利益確定したいときなどに行うのがオススメです。

4.まとめ

スイッチングのタイミングや注意点について解説しました。

スイッチングは、リバランスをしたいとき利益確定したいときに行うのがオススメです。

また商品によっては手数料がかかったり、金融機関によっては回数に制限が設けられていたりするので、むやみやたらに行うのは適切ではありません

iDeCoで資産運用している方はぜひ参考にしてください。

またこちらの記事では、これからiDeCoを始めようとしている方に向けてiDeCoの始め方を解説していますのでぜひ合わせてご覧ください。



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