家族が亡くなったらまず死亡診断書(死体検案書)を受け取り死亡届を提出する

死亡診断書

家族が亡くなって最初にしなければいけないことは?

大切なご家族が亡くなったときに、まず最初にしなければいけない手続きは「死亡診断書または死体検案書をもらい死亡届を提出すること」です。

まだ気持ちの整理がつかず、冷静な気持ちに慣れない時期ではありますが、どうしてもしなければいけない手続きとなります。

この記事では、死亡診断書・死体検案書や死亡届について解説します。

ご家族が亡くなったのも束の間、これから諸手続きをしなければいけない方のお役に立てれば幸いです。

1.死亡診断書または死体検案書をもらう

ご家族が亡くなったら、まず死亡診断書または死体検案書をもらいます。

死亡診断書死体検案書とは、人の死亡を医学的・法的に証明する書類です。

死亡診断書と死体検案書は、本質的には同じですが、ご家族が病気で亡くなったのかどうかによって、どちらを受け取ることになるのかが変わってきます。

ご家族が病気によって亡くなった場合、医師の診断によって死亡診断書を受け取ります。

一方、外因死(病気が原因ではない死亡)の場合は、死体検案書を受け取ります。

検案とは死因や死亡時刻を医学的に判定することです。

警察医による死体検案を経てから、死体検案書を受け取ることができます。

ご家族が、病院以外の場所で亡くなった場合、生前に診療を受けていた病気が原因とみられる場合は医師を、それ以外の場合は警察を呼んでください。

それぞれ診断・検案を経てから死亡診断書・死体検案書を受け取ることができます。

死亡診断書(死体検案書)は、人の死亡に関する厳粛な医学的・法律的証明であり、死亡者本人の死亡に至るまでの過程を可能な限り詳細に論理的に表すものです。
したがって、死亡診断書(死体検案書)の作成に当たっては、死亡に関する医学的、客観的な事実を正確に記入します。

引用:死亡診断書(死体検案書)記入マニュアル

MEMO
  • 病気で亡くなった場合死亡診断書を受け取る
  • 病気以外で亡くなった場合死体検案書を受け取る

2.死亡届を提出する

死亡診断書または死体検案書の用紙の左側は死亡届になっています。

死亡届はご家族が死亡したことを知った日から1週間以内に提出しなければいけません

ただし、ご家族が国外で亡くなった場合は3か月以内です。

第八十六条 死亡の届出は、届出義務者が、死亡の事実を知つた日から七日以内(国外で死亡があつたときは、その事実を知つた日から三箇月以内)に、これをしなければならない。
○2 届書には、次の事項を記載し、診断書又は検案書を添付しなければならない。
一 死亡の年月日時分及び場所
二 その他法務省令で定める事項
○3 やむを得ない事由によつて診断書又は検案書を得ることができないときは、死亡の事実を証すべき書面を以てこれに代えることができる。この場合には、届書に診断書又は検案書を得ることができない事由を記載しなければならない。

引用:戸籍法第八十六条

届け出は、死亡者の死亡地・本籍地又は届出人の所在地の市役所・区役所又は町村役場にて行なってください。

1週間以内の期限に遅れると5万円以下の過料をとられるので注意しましょう

第百三十七条 正当な理由がなくて期間内にすべき届出又は申請をしない者は、五万円以下の過料に処する。

引用:戸籍法第百三十七条

死亡届の提出と引き換えに、火葬許可証・埋葬許可証を受け取ることができます。

火葬許可証は火葬を行うために、埋葬許可証はお墓に納骨するために必要な書類なので、死亡診断書(死体検案書)をもらってすぐに出すことになります。

そのため1週間の期限に遅れることはまずないと考えてもいいでしょう。

死亡届を提出するときには、コピーをとっておきましょう

後の手続きに必要になる場面があるからです。

また、死亡届の提出は葬儀社に代行してもらうことも可能です

葬儀社に聞いてみましょう。

注意
  • 死亡届は死亡したことを知った日から1週間以内に提出しなければいけない
  • 死亡届の提出前にコピーをとっておく
  • 死亡届の提出は葬儀社に代行してもらうことが可能



3.まとめ

ご家族が亡くなった際に、最初にしなければいけない「死亡診断書または死体検案書をもらい死亡届を提出すること」について解説しました。

ご家族が亡くなってすぐに気持ちの整理をつけることは難しいことですが、その間も手続きは進めなくてはなりません。

「死亡届の提出」など、一部、葬儀社に代行してもらえる手続きもあるので、頼めるところは頼みながら手続きを進めていきましょう。

その他、ご家族が亡くなった時に必要な手続きはこちらの記事で解説しているので、ぜひこちらも合わせてご覧ください。