世帯主の方が亡くなった場合に必要になる世帯主変更届について解説します

主人が亡くなったから世帯主の変更をしなければいけない

家族の中で亡くなった方が世帯主だった場合は、「世帯主変更」の届け出をする必要がある場合があります。

具体的には、家族に先立たれて遺された世帯員が2人以上で、「誰が世帯主か」ということが明確ではない場合、世帯主変更届が必要です。

例えば、遺された世帯員が2人でも、母親と小さな子どもという場合は、母親が世帯員であることは明確なので世帯主変更届は必要ではありません。

この記事では、

「いつまでに届け出しなければいけない?」
「届け出には何が必要?」
「書き方は?」

といった疑問を解消するために世帯主変更について解説します。

家族が亡くなって世帯主変更届をしなければいけない方の助けになれば幸いです。

1.世帯主変更はいつまでにしなければいけないのか

世帯主変更届は、世帯主が亡くなった日から14日以内に行う必要があります。

第二十五条 第二十二条第一項及び第二十三条の場合を除くほか、その属する世帯又はその世帯主に変更があつた者(政令で定める者を除く。)は、その変更があつた日から十四日以内に、その氏名、変更があつた事項及び変更があつた年月日を市町村長に届け出なければならない。

引用:住民基本台帳法第二十五条

もしも14日の期限に間に合わなかった場合、5万円以下の過料をとられる場合もあります。

第五十二条 第二十二条から第二十四条まで、第二十五条又は第三十条の四十六から第三十条の四十八までの規定による届出に関し虚偽の届出(第二十八条から第三十条までの規定による付記を含む。)をした者は、他の法令の規定により刑を科すべき場合を除き、五万円以下の過料に処する。

引用:住民基本台帳法第五十二条

注意
  • 届け出は親が亡くなってから14日以内に行う必要がある
  • 期限に遅れると14日以内に行う必要がある

2.世帯主変更の届け出先

世帯主変更届は、住所がある自治体の役所の市民課や区民課で行います。

支所や出張所で行いたいという場合は、手続きが可能かどうかをあらかじめ確認しておくとよいでしょう。

3.世帯主変更の届け出をする人

では、「世帯主変更の届け出をしなければいけない」ということがわかった時に誰が世帯主変更の届け出をしなければいけないのでしょうか?

世帯主変更の届け出をする人は、次の世帯主もしくは世帯員です。

また、世帯主や世帯員ではなくても、世帯員からの代理人選任届を持っていれば、代理人として手続きすることもできます。

世帯主変更届をすることができないくらい他にすることがあって忙しい場合や、体調が優れなくて届け出に行けない場合は、代理人選任届を作って、誰かに委任しましょう。

MEMO
  • 世帯主変更の届け出をする人は次の世帯主もしくは世帯員
  • 代理人選任届によって第三者に委任することも可能

4.世帯主変更届に必要なもの

世帯主変更届に必要なものは自治体によって少し異なります。

ここでは世帯主変更届に必要なものとしてよくあるものを紹介します。

厳密なことは自治体のHPで確認しましょう。

世帯主変更届に必要なもの
  • 本人確認書類
  • 印鑑
  • 世帯員全員分の国民健康保険被保険者証
  • 委任状(代理人選任届)
  • 世帯主変更届

それぞれについてワンポイントで解説します。

4-1.本人確認書類

本人確認書類は、運転免許証、マイナンバーカード、パスポートなどです。

顔写真がないような保険証や年金手帳のなどは、2点の提示する必要があります。

4-2.印鑑

実印ではなくても認印でも大丈夫です。

4-3.世帯全員の国民健康保険

国民健康保険に加入している場合は別途手続きが必要になります。

保険証を持参しましょう。

4-4.代理人選任届

第三者に届出を代行してもらう場合は、代理人選任届が必要になります。

届け出をする自治体のHPでダウンロードすることができます。

4-5.世帯主変更届

世帯主変更届は役場で入手することができます。

自治体によっては自治体のHPからダウンロードすることも可能です。

5.まとめ

世帯主の方が亡くなった場合の世帯主変更届について解説しました。

自治体によっても少し手続きの方法が変わるかもしれないので、自治体のHPを確認したり、わからないことは問い合わせをしたりしましょう。