熱中症よりも多い低体温症による高齢者の死亡に注意!屋内でも油断できない!

凍死って熱中症による死亡よりも多いの?

熱中症よりも死亡者数が多い凍死ですが、実は屋内でも油断することはできません。

この記事では低体温症の危険性や低体温症による死亡を防ぐための対策をご紹介します。

1.凍死による死亡者数は毎年1000人を上回る

凍死による死亡者数は、厚生労働省の「人口動態統計」によれば、凍死による死亡者数は年によって増減はあるものの、おおむね毎年1000人を超えています。

2017年に「自然の過度の低温への曝露(X31)」が原因で死亡した人数は1,371人となっています(参考:e-Stat

驚くべきことに、これは同年の熱中症による死亡者数635人の2倍以上の数となっています。

熱中症による死亡事故の方が頻繁に注意喚起されますが、実は、熱中症による死亡よりも低体温症による死亡の方が多いのです。

さらに、凍死による死亡者数の年代別にみると高齢者ほど多くなっています。

「凍死」というと登山中に遭難して起きるもの、というイメージが強いですが、実は高齢者の屋内での凍死というのも起きているのです。

注意
  • 低体温症による死亡は熱中症による死亡よりも多い
  • 屋内での低体温症にも注意

2.低体温症による死亡を防ぐために

低体温症による死亡を防ぐためにはどうしたらよいのでしょうか。

ここでは3つの対策方法をご紹介します。

2-1.暖房をつけて室内を暖かくする

まず一つ目は暖房をつけて室内を暖かくすることです。

当たり前のように思われるかもしれませんが、加齢によって「寒い」ということに気づきにくくなり、自覚がないまま低体温症になるということもあります。

2-2.断熱カーテンを取り付ける

低体温症防止のために断熱カーテンを取り付けるのは有効です。

窓辺から伝わる冷気を遮断して室内を保温してくれます。

2-3.飲酒後のうたた寝は控える

飲酒後は気持ちよくてついついうたた寝してしまいますが、低体温症を防ぐために飲酒後のうたた寝は控えるようにしましょう。

アルコールには末梢血管を拡張させる作用があります。

そのため飲酒をすると体表の血流が増加します。

飲酒後に寒い所に長時間いると血液が冷やされて低体温になりやすくなります。

3.低体温症に気をつけましょう

低体温症の危険性や、低体温症による死亡を防ぐための対策をご紹介しました。

凍死を防ぐ3つの方法
  1. 暖房をつけて室内を暖かくする
  2. 断熱カーテンを取り付ける
  3. 飲酒後のうたた寝は控える

この記事を読んだ方は低体温症にお気をつけください。

また、ご近所に一人暮らしをする高齢者の方がいたら低体温症にならないように気にかけてあげてください。