新聞のお悔やみ欄を悪用した「お悔やみ詐欺」に注意!手口・事例と対策方法をご紹介

お悔やみ詐欺

お悔やみ詐欺という言葉を聞いたけど一体どんな詐欺?

お悔やみ詐欺」という詐欺があります。

新聞のお悔やみ欄から個人情報を見て、遺族に嘘の手紙を送りつけて騙すという手法の詐欺です。

人の死に漬け込んで騙している」という点で到底許される行為ではありません。

この記事では、あなたやあなたの周りの方がお悔やみ詐欺の被害に合わないように、その手口や実例についてご紹介します。

この記事でお悔やみ詐欺の被害者が一人でも減れば幸いです。

1.お悔やみ詐欺は新聞の「お悔やみ欄」を悪用したもの

 

お悔やみ詐欺は、新聞の「お悔やみ欄」を悪用した遺族に対する詐欺です。

1‐1.新聞のお悔やみ欄とは

お悔やみ欄は、故人の訃報やお通夜、葬儀・告別式などの情報を載せるための新聞の掲載欄で、故人の名前、逝去日、年齢、住所、通夜・葬儀日程、喪主名などの情報も掲載されます。

故人の訃報を一度に大勢の関係者に伝えることができるというメリットがあります。

1‐2.お悔やみ欄を悪用したお悔やみ詐欺

新聞のお悔やみ欄に掲載されている情報を悪用した詐欺の手口が存在します。

お悔やみ欄の情報を元に、嘘の手紙で脅迫したり、架空請求したりします。

2.お悔やみ詐欺の手口

お悔やみ詐欺は具体的にどのようにして遺族を騙すのか、その手口をご紹介します。

2‐1.恥ずかしい物品を預かっていると脅す

お悔やみ欄から住所を見て、遺族を脅すような手紙を送りつけます。

「故人から違法なポルノDVDを預かっている」

などと嘘の手紙を送りつけ、警察に届け出けられたくなかったらお金を払うようにと脅します。

このように「違法なわいせつDVDを預かっている」という虚偽の手紙を送って詐欺をしようとしたために、2019年7月に北海道佐呂間町で無職の男(52)が詐欺未遂で逮捕されました。

こういった手口に騙されないためには、無視をするのが一番です。

とは言え、相手はこちらが動揺してしまうような手紙を送りつけてきます。

詐欺に屈しないためには、どんな内容の手紙が来ても冷静を保つことです。

もし不安であれば、振込指定の銀行に問い合わせたり、警察に相談したりしましょう

2‐2.架空請求

「故人に借金があったので返して欲しい」
「故人が生前購入した商品の代金を支払って欲しい」

といった架空請求も存在します。

事例として、平成20年に関東・北陸地方で、亡くなった方宛てに数珠を送りつけて金銭を要求するという詐欺がありました。

80代の父が亡くなり、その葬儀中に亡父宛ての郵便小包が届いた。留守番役が受け取り開封したところ、数珠と14,700円の請求書が入っていた。代金は商 品到着後5日以内に払い込むようにと書いてある。父は、半年前に倒れて、体の自由がきかず話すこともできない状態であったため、注文できるはずがない。
引用:独立行政法人国民生活センター

また「香典返しの代行を請け負います」という話をもちかけてお金をもらい、実際には何もせずにとんずらするという詐欺もあります。

こういった手口があることを知識として持って、似たような手口に引っかからないように気をつけましょう。

3.お悔やみ詐欺に合わないための対策

 

あなたやあなたの周りの方がお悔やみ詐欺の被害に見舞われないように、お悔やみ詐欺に合わないための対策をご紹介します。

3‐1.お悔やみ欄に掲載しない

お悔やみ欄は関係者へ一斉に訃報を知らせるメリットがありますが、一方でこれまで見てきたように、個人情報の流出による詐欺被害にあうリスクもあります。

たくさんの関係者に一斉に知らせる必要がないのであれば、お悔やみ欄への掲載は避けた方が良いです

3‐2.遺品整理をする

お悔やみ欄への掲載を避けた方がいいとはいえ、掲載しなければいけない場合もあると思います。

お悔やみ欄に掲載せざるを得ない場合は、お悔やみ詐欺対策として遺品整理をすることをおすすめします。

遺品整理をすることで、故人のことをよく知ることができます。

嘘の手紙で脅されても、騙される可能性は下がります。

4.お悔やみ詐欺の被害者が減って欲しい

冒頭でも述べたように、お悔やみ詐欺は「人の死に漬け込んでいる人を騙している」という点で極めて卑劣な行為です。

許せません。

この記事を読んだあなたはどうかお悔やみ詐欺の被害に合わないようにお気をつけください。

またあなたの周りの方が被害に合わないように、お悔やみ詐欺について教えてあげてください。

お悔やみ詐欺の被害者が一人でも減ることを願います。